maunī amāvāsyā



明日2月12日早朝に新月を迎えるまでの今日一日は、 

「maunī amāvāsyā」 

わたしという存在から発せられる様々なレベルの「言葉」と共にあるためのとても大切な日です。 

maunī (mauna)は、「無音」「無口」 

amāvāsyāは、amā「共に」vāsyā「宿る」 太陽と月が共に宿る夜=「新月の夜」

を意味します。


 前回の満月からこの新月を迎えるまでは、「言葉」が大きく心に響くできごとを経験された方も多いのではないでしょうか。 

わたし自身も、自分から発せられる言葉、自分に届く言葉、共に余波の残るものが多くありました。 

マントラの学びは、自分自身の口から発するすべての「音」に意識を置くことであり、同時に口から発せられる前の「音」を聞くための学びでもあります。 

口を閉じ、目を閉じ、耳を閉じても、「わたし」という存在の心の中には無数の言葉が在ります。

 その言葉を解いていくと言葉を生み出した「音」が残り、その音を辿っていくと最後に「静寂」という音にたどり着くのです。 


今日は、まずは無音のマントラと共に呼吸し、そこにある言葉に耳を傾ける時間を。 

そして、呼吸の先に、音なき音に満ちたその空間に出逢えたら最後、一つ大切なマントラを響かせて、新しい月を迎えましょう。 

無音は死、音は命。 

死から水は起こり、そこから命が生まれると聖典は解きます。 


あなたの心が、わたしの心が、神さまの音と共にありますように。 


art 『be quiet』by Himi Kiyono

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